2011年12月21日、インドネシアにおける港湾分野のJICA研修員OBに対するフォローアップ協力の一環として「日本・インドネシア港湾セミナー」を開催しました。

JICAの事業として国際臨海開発研究センター（OCDI）とJOPCAが協力し、国土交通省港湾局が後援したものです。参加者は元研修員と日本のJOPCA会員を含めて６０数名でした。

午前9時、JICAジャカルタ事務所松永次長、インドネシア運輸省海運総局エルウィン・ロスマリ次長、及び西田OCDI顧問・JOPCA会長が挨拶し、記念集合写真を撮りました。続いて第一部では遠藤JOPCA理事の主旨説明に基づいて同窓会（JICA　Alumni　Association　for　Port　Sector　in　Indonesia,　JAAPI）が設立され、レオン・ムハマド海運総局長と西田幸男JOPCA会長が代表に選任されました。

第二部の港湾セミナーでは池田龍彦横浜国立大学教授・JOPCA企画委員長、西園勝秀駐ジャカルタJICA専門家、及びケマル・ヘリャンドリ海運総局港湾浚渫局長の講演がありました。昼食を挟んで第三部では樋口嘉章日本港湾協会企画部長及び八尋明彦沿岸技術研究センター審議役の津波に関する講演があり、研修員に好評でした。

最後に西田会長から修了証明書が授与され、15時30分セミナーを終了しました。